ホーム > おごおり四季彩々
媛社神社(七夕神社)の夏祭り
 
2017年8月6日(日)、7日(月)
 
小郡の夏を代表するお祭り、七夕祭りが今年もやってきます。
 
今年も見どころ満載ですので、ぜひ足をお運びください。
 

<地図> 七夕神社の住所  小郡市大崎1番地 駐車場は隣の運動公園にあります

※稲吉の老松神社には犬飼神 ( イヌカイシン ) が合祀 ( ゴウシ ) されています。犬飼神は七夕伝説の牽牛 ( ケンギュウ ) であり、宝満川 ( ホウマンガワ ) をへだてた対岸に媛社神社 ( ヒメコソジンジャ ) があることから、それぞれの神社を彦星・織姫になぞらえることが多いようです。

▲クリックで拡大します。 ▼パンフレットの文字をクリックするとダウンロード出来ます。

<江戸時代から伝わる獅子追い(七夕神社)~8月7日 無病息災の祈りを込めて ~>

   獅子追い参加者全員が神殿にあがり、お祓いが太鼓の合図で開始され、皆低頭し祝詞をあげる。神主が神を呼び出し、神殿から獅子へと遷霊する。遷霊の後、役員、青年、中学生、小学生の順に玉串を奉献する。神主による祝詞奉上を行い、拝殿から外に出て2匹の獅子頭にお祓いをした後、神社のまわりを3周まわってから各氏子の家に向けて鳥居から出て行く。
  神社でお祓いを済ませた塩と米とイリコ、そして神社手水舎井戸から汲んできた水(昔は宝満川から汲んできた)を神社境内の杉の葉で訪れる家の玄関に、お潮い役の小学生がまき、神主が入ってお祓いをし、その後子ども達に追われた獅子が勢いよく家の中に入る。その家の女性の頭はオスの赤い獅子が、男性の頭はメスの黒い獅子が噛む。
  小学1年生(初七夕)のいる家では、「七夕さま」と書いた掛け軸を飾り、その横には短冊の下がった笹を、下には七夕スイカを置く。かつては全ての氏子の家で家の中を 3回まわったあと接待にあずかっており、出される料理は、よど饅頭、柿の葉ずし、干し鱈の煮付などであった。朝5時の出発から夕方5時位までかかっていたが、現在は神社役員と小学生1年生の家のみ接待にあずかっている。ただし、1年以内に不幸があった家には現在も昔も変わらず獅子追いは行わない。
  家をまわり終わったら神社に戻り、神社のまわりを3周まわった後に神殿にあがると、まず祝詞を上げ、お祓いをし、神を神殿に遷霊した後、再び玉串を奉献し、神事の終了となる。