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小郡官衙遺跡
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小郡官衙遺跡
国指定史跡 小郡官衙(かんが)遺跡は、正式な名称を小郡官衙遺跡群 小郡官衙遺跡と言います。所在地は、小郡市小郡にあり、小郡駅を福岡方向に出てすぐに電車の中から公園が見えます。
遺跡が発見されたのは、昭和42(1967)年で、発掘調査によって貴重な遺跡であることがわかり、昭和46(1971)年国指定史跡になりました。現在指定されている部分の面積は、28400㎡ですが、遺跡全体は、51300㎡になることが推測されます。最初に指定が行われた部分の17600㎡が現在遺跡公園として整備されています。
小郡官衙遺跡は、今からおよそ1300年前の筑後国御原郡を治めた役所の跡と考えられています。役所の建物は何度か造り変えられたことがわかっています。最初に建てられたのは、7世紀の後半で、それが建て替えられた第2期には、役所として本格的に機能します。庁舎や倉庫・溝などの建物や施設が規則的に作られました。その時期は7世紀末から8世紀初頭と考えられています。第3期は、8世紀前半から中頃と考えられます。北側に二重の溝とその間に築地塀で内部を囲った区画を持つことが特徴です。近年、その規模があまりに大きいので、単なる郡衙ではなく、軍事施設等、別の役割を持った役所という説も出ています。
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