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松崎宿案内 味坂小学校六年生
 
 

平成28年6月30日木曜日

 
 小雨の中、元気な生徒さん28名がバスより降りてきた。3グループに分かれ9名の生徒さんと先生と説明しやすい人数である。私のグループは、男子6名・女子3名、女性の先生だった。
 説明ルートは、「油屋~資料館~北構口~中油屋」。最終の中油屋で質問等受けた。
 まず、油屋では、発掘調査に参加した話も含め、何が出たのか?その発表。6年生ともなれば知識もあるし、どの位の日本史を教わっているのか先生に聞きながら、そして生徒さんがどの位興味があるのか見極めながら説明を進めた。
 中油屋では、胞衣壺、込栓に墨書がある説明を、また資料館で現物を見ながら説明補足をしたので、生徒さんたちはよく理解できたと思う。日本史の話で、ペリー来航、大久保利通(一蔵)は今年の秋に授業との事。
 生徒さんの関心があったのが、ハート型の石盥盤(約300年前の元禄十年に作られた)、資料館2階の菊野さん三味線(約135年前のもの)、中油屋の胞衣壺。中油屋の胞衣壺を触ってもらうと、「ワァー!」と声が上がり関心度を感じた。
 

<石盥盤>

 

<胞衣壺>

 
 「中油屋の当初の柱、梁等の木の色は何色ですか?」と質問がありました。
 最後に「油屋主屋が復原された頃、皆さんは中学生ですね。また来てください。」と挨拶し説明を終えた頃には、雨は止んでいた。6年生ともなれば最上級生、メモを熱心に書き記すなど学ぶ雰囲気がありました。

松崎油屋の保存と活用を考える会 吉村

 

▼当日の見学の様子(写真が一定時間で入れ替わります)