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福岡県庁地域振興部 ALT(外国語指導助手)の訪問
 
 近年、観光目的で日本を訪れる外国人旅行者が増大していることは、周知の事実としてニュースなどで見聞きする事が多くなっています。福岡市の天神や博多駅周辺においては、その数の多さに圧倒されることもしばしばです。
 このような外国人旅行者に、わたしたちの暮らす旧三井郡地域にも足を延ばしていただく方策のひとつとして、今回、福岡県内の学校で外国語指導助手(Assistant Language Teacher)をしている方々に、甘木鉄道や西鉄甘木線を使って沿線の名所旧跡を巡っていただきました。通訳兼案内は、福岡県庁交通政策課の方です。わたしたちNPO法人小郡市の歴史を守る会も、身振り手振りで旧旅籠油屋の魅力をご案内しました。
 江戸時代に建てられた旅籠建築に使われた材木、大工さんたちの細工などが、現在も生き続けていることに強い関心を持っていただいたようです。「ここに泊まりたいですか?」と問いかけたところ「泊まりたい!!」と即答されました。(もちろん英語で)
 旧松崎旅籠油屋は宿泊施設ではありませんが、文化財として眺めるだけではなく、将来的に文化財保護を前提とした宿泊サービスも出来るようになると魅力が増すのではないかと感じました。

2019.12.18(水)